価値観とリーダー論、そして声のはなし
ども、こんにちは。いや、おはようございます……。
こんな時間に投稿?実は5000字に達するかといった笛にっきを昨日の夜から今までこさえていたのですが、あまりにも赤裸々な自分語りをしてしまったのでウギイイイイ!!!!ってたった今消しました。ええ、ええ、徹夜で書き直しています、4回生の藤井です。今日集中講義があります、藤井です。少なからず自分の書く文章にプライドがあるので勢いで消してしまいまして……めんどくさ!自分。
何を書いていたのかって?しがない代表の過去の話と演劇についてを少々……。ポートレイトと称して笛にっきを乗っ取っていました。はい。やめましょう、私の過去なんて話しても何の生産性も得られません……。
ってわけで!練習の様子でも。
昨日はなんと鏡のあるお部屋を借りたので、それぞれ自分の動きを視認しながら有意義な練習をすることができました。体育館なのでなかなか取ることができないのですが、いつもと違う場所ということでみんなのテンションもあげ~って感じでしたね、はい。すみません徹夜のノリで……。
柔軟・体操から始まり、いつものように筋トレ。最近はV字腹筋や背筋をしながら発声をしています。他団体の方、もし見かけても通報しないでください。怪しい団体じゃないですから!
その後は人数も少なかったので場の空気をあげるためにワークショップを少々。
1つ目は「視線エチュード」。ただ、初めて行うということで、今日はみんなで雑談という形でやりました。会話を投げかける相手には視線を合わせず、手のみ指すという感じです。普通人と話すときは視線や体の向きを合わせますよね。でも、それをしてはいけないんです。推奨されるようなことをあえてやらないって難しいですね。人の話は目を見て聞きましょうって学校の先生も言ってました!!やってはいけないことをすると、いかに視線を合わせることが大切なのか思い知らされます。コミュニケーションの第一歩ですからね。
2つ目は「喜怒哀楽100パーセントエチュード」。これは至ってシンプルで、受け取る感情すべて100パーセントで演技をする、というもの。クレバスに迷い込んだおかまとギャルとか、クレパスの黒と白と予備の白とか、おもしろい光景が見られました。今日来られなかった人はアンラッキーでしたねえ、ふっふっふ。
ま、そんなこんなでね。シーン練では動きを中心に確認。やはり鏡っていいですね。自分の顔を見るのは好きじゃないですが、自分の癖を客観視できるのは良いですね。
人は少なかったのですが、良い空気感で練習することができました。練習場の空気って大事ですよね。空気って無意識の産物だと思うんですよ。意識的に動かそうとしても人がいればいるほど難しくなってきます。いうなれば1人1人の気分の持ちようだったり波長だったりするのですが。知らないうちに自分の気分が波及している場合もあるので、気をつけねばなと思った次第です。舞台監督やら代表やらをやっているとなおさらね。みんなにメリハリを……という立場ですので、そこらへんも今一度しっかりしていきたいです。プライベートと仕事(というか笛)はなるべく切り離して、余計なものは持ち込まないようにしたいです。
今とてつもなく眠いです。はい。しかも書いてる最中に揺れました。自分おかしくなったかと思ったんですが、しっかり震度1だったらしく。おかしくなったわけじゃなさそうなので、続けます。このまま終わると寝落ちして授業に遅れる危険性があるので書かせてください。はい。ああ、誰のせいだよまったく!!!!はい。自分です。
こと演劇においては「価値観」というものがもろにぶつかる場所であると思うんですよね。人がそれなりにいないと演劇はできませんが、人がいるってことはその分価値観も多様ということでして。意見が対立してしまった時、どう落とし前をつけるかというのは、非常に難しかったりしますね。
改めて、演出さんお疲れ様です。いつもいじめて(語弊)ごめんね。君の事は頼りにしているし後輩として大好きです。私も甘えているのでしょうね、しっかりします。ついつい顔色をうかがいながら(信頼故の)軽口をたたいてしまいます……。いきすぎてたらごめん。この場を借りて謝罪タイム。でもねえ、最近言い返してくれて最高に好きです。それそれ、そういうの!遠慮しなくていいから!(とか言う前に私が自重しなさい)
まあここら辺のバランスって今まで培ってきた関係によりますね。2年生にはまだできません。いいように言ってますが、できるようになるのを美徳としたいわけじゃなくてうわああああああああああ!!!!びっくりした!!!今!書いてたら!足元に!ムカデが!!!!!!!!!!!!!!!!おい演出!!!!謝るからそういう嫌がらせはよして下さい!!!!!!!!!!!!!!!!朝から心臓バクバクよ。目が覚めた。念でムカデをよこしてくれたんだね。ありがと。はい。許しません(情緒)
あー。嚙まれなくてよかった。徹夜ノリで殺虫剤振りまくったら自分の喉がダメージ受けました。むしきらい……。
はい、すっかり話題がそれましたが覚醒したので戻します。
まあ「価値観」とひとくくりにしても色々ありますからね。それがはっきりわかる演劇においては、ぶつかることもしばしばで。
こういう時、私たちは伝える努力ばかりをしてしまいがちですが、私は逆だと思います。受け取る練習・努力なくして意見交換はできません。いくら伝えても、受け取る側がきちんと取り合わなかったり、ちゃんと受け止めずに自分の事ばかり伝えてしまっては元も子もありません。まずは気持ちよく受け止めるところから。自分と同じ意見だろうが、違う意見だろうが、受け止めてみるということは非常に大切ですね。まあこれは日常生活にも言えることだとは思います。ちゃんと受け止められたら、伝える方も幾分か気持ちが楽です。そうして正のフィードバックができていくんじゃあないでしょうか。
って21年という豆粒みたいな人生送ってきて思いました。
まあ、「価値観」ってカレーみたいなもので、各家庭味があって、それでもスパイス次第では味が変わるし、そのままでも充分だし。あとはそのままにしておいても腐るだけなので、適度に冷凍(価値観を固める)しつつ、定期的に解凍する(自分の価値観を見直して新たな知見を得る)ことも大切だなと。いかなる時も盲目になってはいけません。
受け止めるには自分のプライドとの対話も必要です。うまくプライドを丸め込まないと他人を傷つけてしまうだけですから。プライドは自分を高いところに連れて行ってくれるけれども、時として自分にも他人にも牙をむく諸刃の剣です。プライドとの付き合い方も、生きていくうちにマスターしていかねばならんですねえ。
まあ、ただ第三者の意見や感想をプライドの4文字だけで跳ね返してしまうような表現者はド三流なので、気にしなくてよろしいです。
ふう。今日は朝からドタバタと……果たして授業はトラブルなく参加できるでしょうか。
なんかノリでタイトルにリーダー論とか書いてしまったので書くか迷います。次回のお楽しみ(別に楽しみじゃない)にしても怒りませんか??ダメ?はい。
リーダー論と言えるほどたいそうなものじゃないんですけど、昔から〇〇長をすることが多かった私が最近思うことでも書こうかなって思います。これから代表職に就く人の少しでも参考になればと。ならないかもしれないけど、なるかもしれない。真相は神のみぞ知る。ということでやっていきましょう。
まあ、主にリーダーは4タイプいるといわれてますが。ここではそういう心理学的な仕分けは特にどうでもいいです。
高校の時の恩師が言ってた言葉
「リーダーはleaderであって決してreaderじゃない。一歩だけでいいから先を歩いて導け。」
リーダーは導く人であり、淡々と仕事をこなせばいいってことじゃないってことです。
まあ当たり前の事ではあるんですけど。でもでもね、これって結構難しいです。
導くって言葉の重さ、引っ張る側になると痛感します。みんなと並んで走っちゃいけないの。何をもって一歩進むか、何をもって導くか。就任する前によーくよーく考えて練った方が良いかもしれませんね。
私がこの春公演2年生を迎えるにあたり個人的に立てた目標は、
「意見を自由に言える雰囲気を絶対につくる」
でした。今の意見の活発さを見ていると、一応クリアできたのかなあとか思ってみたり。まずもって言える場がないと価値観を受け止めるも何もないですからね。1人1人の意見が宝物で、笛という場所に役割がない人なんて、いらない人なんていないんだよって、伝えてから去りたかったんです。
ですが、良いとこもあれば課題点もありますね。自由に話せる雰囲気は作ることができたけれど、それと締まりがなくなるのは別問題です。常にトライアンドエラー、私も精進していかねばなりません。って、私が舐められやすいだけかもしれませんが……。
まあ、なんやかんや1か月切りました。気張っていきましょう。もう少し、ついてきてくださると幸いです。いつもありがとう、後輩たち、同期たち。大好き。(唐突)
なんか言うておりますが、何回か言ったように私は昨年休学していたので、実は今年とあと一年ここにいるわけでして。まあ、ただ笛の活動にがっつりと携わるのはこの春公演が最後でしょう……。その後は後輩に譲って、静かに支えます。運営が落ち着いたら、ばいばいだね。
4年生とも、さよならかあ。なんだか早かったね。さみしいよ、すでに。
まあ、きっと卒公するんでしょうが。3年生の代の卒公もしなよ!!!私その時まだいるから支えるよ!!!!!(卒公のすゝめ)
なんだかなあ。自分4回生ではあるけど3年生ってごり押してるんですがそろそろごり押すのやめる?????なんかむなしくなってきた(ここ笑うとこな)
休学については触れられてもいいというか休んでる間は自己分析だのなんだの、自分の人生を見つめなおしてたので(重い……)全然そんな暗い話じゃないんで触れられて全然オッケーとだけ言っときますね!!!!!!!!!!日本語ねじれたな!!!!
まあ色々ありますよね、生きていれば。生まれてこの方バカ真面目に生きすぎて、それ故に大学で急に1人になって、なんか自分で歩くって何だっけ?ってなっちゃって。本当にしたいことって何だっけ?って思い始めたらなんか止まらなくなって色々落ち着けようと休学させてもらいました。はい。それだけですね。人生に迷ったらこういう選択肢もありですがそれ以上に問題も多いので、やっぱりストレートにいったほうがいいかなって自分は思います。手遅れになる前に先生に相談に行きましょう!!!!!!これにつきます。私は人に相談するということを知らずにサバイバル(?)してたので。はい。もう少し淑やかに生きます。はい。
って、なんか余計な雑談挟みました。要は自分が意志薄弱だったってだけなので(すぐ卑下する)まあ、そんなに気にせず。って興味ないか。
こんなもんですかね。いつまでいれるかわかりませんし、人生何が起きるかわかりませんから、伝えられるうちに伝えておこうと思います。
ん?ああ、声の話?そんなに重要な話でもないただの自分語りなんですが……
自分の声、コンプレックスなんですよ。高くてうっとおしくて舌足らず。
理由は幼さ故の刃です。……意味が分からない?
中学生の頃、しょっちゅう「かわいこぶるな」「ぶりっこするんじゃねー気持ち悪い」って私の声を聞いた男子にからかわれていたのでそのせいですね。引きずりすぎかとも思うんですが、幼さ故の刃って自分でも驚くくらい深く刺さってるみたいです。
あ!!!!あれですよ、別に悲劇のヒロインぶろうとか、心配されたいとか微塵も思ってません。気にしてないとは言えませんが、自分なりに切り替えはできているので!!!!!せいぜい子どもの戯言ですし。
文面ほど暗い話でもないっす。大丈夫大丈夫!うん!
まあ、ただそれの影響を受けているのがエチュードなどをしながらわかるのです。自分も早いところ人の目というしがらみから脱さねば……という自省でございます。取り繕った自分に役をのせても薄っぺらいだけですから。
演技って、自分に他人の人生を落とし込むわけですから、偽りの上に偽りをのっけても薄っぺらい偽りでしかないのです。偽りだと分かった瞬間冷めますよね。演劇は虚構だけれども、虚構を虚構だと見せないから面白いんだと思います。どんなに現実離れしていようとも、1つの世界観として、限りなく現実の虚構であるから面白いのです。演じる=偽るのでは決してなくて、演じる=自分の深いところから他人の人生を重ねる衝動なんだと思います。
難しいですね。演じるって。演技は人の目が合ってこそですが、人の目に悪い意味で振り回されたくないものです。
もう少し、自分というものを好きにならないとな。と思った次第でございまして、たいしていい話はできませんでした。
なんか変な自分語りで終わるのも気持ち悪いので、布教で締めさせていただきます。そろそろ準備しなきゃ遅刻してしまいますから……。
私の最も愛する児童文学作家はやみねかおるさんの書く『都会のトム&ソーヤ』、なんと映画化するんですって!!!!!!!!!!!!!!!!!
まずもって読んだことない人はまず読め!!!としか言えません。推理小説ですし、実際に読んで味わってください!ただ、夢を追いかける中学生2人からはとてつもない勇気をもらえます。笑いの中に涙あり、そして夢というものについて考えざるを得ない、素敵な素敵な作品です。主人公2人の関係性がもういいんですよ。最高。どうしてそんな繊細な描写ができるの。どうしてそんな独特の擬音を使えるの。はあ~、書けば書くほど
語りが止まらないので自重します。
んじゃ、そんな『都会のトム&ソーヤ』の一番大好きなセリフで締めましょうか。
主人公2人は究極のリアル・ロールプレイング・ゲームを作るのが夢。(正確には2人じゃないんですけど説明が長くなるのでとりあえず読m)で、ライバルが創ったゲームをプレイした後、力の差を見せつけられたようでなんだか落ち込む。そんな中運動神経が悪いソーヤ(創也)に自転車の乗り方を教えるトム(内人)。補助輪を外して内人の支えのみ。そんな時、創也が言う。
「支えてるか~い。」
内人は返す。
「支えてるよ~。」
このやり取りが、内人が支えを外してもなお、続いていく。
実際に読んでもらった方がエモさが伝わりますね。あまり書きすぎると怒られそうですし皆さん読んでください。
支えてるよ。いつでも。
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劇団笛令和3年度新入生歓迎公演
『贋作・不思議の国のアリス』
脚本・松本大志郎 演出・杉本涼真
日時 令和3年7月15日(木)20:00開演
7月16日(金)19:00開演
(30分前から入場可能)
場所 大学会館大ホール
入場料 無料
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