夢の話
1年、ナカガワサイユウです。小学生の頃の悩みは、半角カタカナで自分の名前が表記されると、ナカガ=ワサイ=ユウみたいに見えたことです。
本日は夢の話。将来の展望じゃなくて、寝ている間に見るヤツの話です。
今まで見た夢で一番面白かったのは、高校生の時に、隣の席に座っていた友人が四角くて黒いタッパーのようなスープジャーで、木炭のスープを食べていた夢です。ちなみにこれは、授業中に居眠りしていて見た夢です。木炭のスープってなんやねん。
今まで見た夢で一番怖かったのは、ガラス張りの部屋の中にいるときに、巨大なゴロリくんが迫ってくる夢…だったのですが、最近?といっても、去年の年末、もっと怖い夢を見ました。舞台本番で台詞を忘れまくる夢です。しかも、その舞台、絶賛稽古中、本番を五日後に控えた『赤鬼』の舞台です。この夢を見たのは、台本を外して一回目の通し練をやった日の夜です。台詞ぼろぼろだったので、こんな夢を見ちゃったのでしょう。見ちゃったのでしょう、とか、言っとる場合ちゃうやろ。ほんまに。朝には、涙目になりながら目覚めましたね。
今回の舞台『赤鬼』は、自分にとってのリベンジマッチでもあります。高1のとき、実質の初舞台で、野田秀樹さんの『半神』の先生を演じました。今思えば、初心者が初舞台で演れるような役でも脚本でもなかったと思います。そのとき、全然思うように演技できなくて、脚本の解釈も役の理解もままならないままに本番を迎えてしまって、それでも、野田さんの脚本、紡ぎ出す言葉にはひどく惹かれて、憧れて、だから余計に悔しかったんですね。冬公演が『赤鬼』に決まったとき、跳びあがるくらいうれしくって、今回、この舞台に参加させていただくことに、運命を感じています。今度こそ、納得のいくものを…とは思っていますが、やっぱり難しいです。楽しいけど苦しいです。楽しいから苦しいのか、苦しいから楽しいのか…後者やったら、ドMみたいですね。中高と、友人からマゾと呼ばれていましたが、決してそんなことはありません。稽古は、今、苦しいし、楽しいのかもしれないです。でも、頑張ります。
ところで、今日見た夢は、火事の夢でした。呪術廻戦の五条悟の茈?か何かを真似した高校時代の同級生が指先から何かを火の中に放つと、中二病感満載のなぞの頭蓋骨が炎の中でぐるぐる回ってなんかしゃべって、最終的に火が消えた、という夢でした。
夢って不思議。
変な夢のお話でした。
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【劇団笛第60回冬公演】
『赤鬼』
脚本:野田秀樹 演出:佐藤美咲
日時:令和5年1月15日(日)
(30分前から入場可能)
場所:クリエイティブ・スペース
赤れんがホールII
料金:カンパ制(入場無料)
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