転機の中身は失敗でいっぱい
みなさま、本日もおつかれさまです。
後輩も笛にっきに記しておりましたが、ロイヤル アール グレイ ブーケ&ティーラテが出ましたよ、スタバに。こいつが新たな冬のティーラテとして台頭したことで元カレ(ストロベリーラベンダーティーラテ)再登場の夢はかなわぬことが確定したのですが、それはそれとしてまあ飲んでみようじゃんと購入してみた結果自分の舌に合わなかったために未練が加速しました。悲しいことですね。
和田です。
こういうのは味の好みの問題ですから、どうか私のレビューの身を参考にせずみなさんぜひ自分の舌で味わってみてくださいね。
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はい。冬公演のお話です。
ついに本番まで1か月を切りましたね。
役者のみなさまは完成度が高まっていくこと限りなく、裏方もいろいろなものが完成していく中でみんなハイになってきています。この間は音響さんと照明さんが大規模にミーティングをおこなっておりましたね。
公演時間が120分の今回の演劇は…その分…キューがね、増えるんでしょうね。すごいと思います。本当に。
あのね、チラシとか作ってて思ったんですけどね、公演時間120分てインパクトがでかすぎる。口頭で「本公演は120分を予定しております」って言われるのとじゃあ訳が違う。とはいえ120分間ずっとおもしろい作品ですので、ご心配なさらず楽しみにお越しください。
最近練習を見ているときにいつも思うのですが、毎回記憶をなくして見たい。
記憶があると「このあとはこういうセリフが来るぞ」とか「こういう動線になってたっけな」とか、なんというか、純粋に観客として見ることができない。そりゃそうなんですけれどもね、スタッフであって観客じゃないからね。
ですが、純粋な観客として見たときのフィードバックというものをしてみたいという願望があります。なので記憶を消したい。初めて見る方々がどういった印象を受けるか、そういうものを常に念頭に置きながら見つつフィードバックに参加したいのですが、どうでしょう。
記憶…消えてくれませんかね。
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さてここで一点冬公演に関する告知。
脚本・演出さんからの情報発信のコーナーができました。今回の公演では、この劇団笛ホームページのほかに『むちゅうのドリー』告知用のサイトも使って告知をしていきます。
その中には脚本・演出さんによる作品をよりもっと楽しむための記事もございます。
記念すべき第一回はこちらから飛んでいただけます。
是非チェックしてね~。
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以下私的利用のコーナー。前回の笛にっきで書いたことを実行しようと思います。
3年って早いですね~。振り返ればいろいろなことがありました。
「おもしろさの仕組みを知りたい」「作ることを理由にせずに制作したい」と思って演劇歴0年の中笛に入団してからそんなに経っています。
おもしろさの仕組みは今でもさっぱりわかりません。裏方として見て、演出をやって、主宰までしちゃって、役者も何度かやってみて、でもさっぱりわかりません。しかし、自分の好みのために全力をだしたものが結果的に面白くなるというルートの存在には気づきました。月並みな言葉で出力しちゃったけど、やってみて改めて実感することもありますよね。
役者をやるうえでのおもしろさというものは人によってさまざまあるということも学びました。私は練習期間はあくまで本番に何も考えずに舞台に立つための準備期間でしかないし、練習でやる1回1回が全てナマモノだと思うに至りました。そんな新鮮なモノを常に摂取できる練習場は楽しくて仕方がないです。本番ももちろん楽しいです。
制作については色々なことを学ぶことができました。元々イラストや漫画が好きで、イラストをメインビジュアルとして制作するのが私には向いているだろうなーとか思っていたらあれよこれよとどんどんフライヤー・ポスターデザインの沼にハマっていきました。
文字の配置ってこれじゃだめなの!?
レイアウトってこんなところまで意識するの!?
写真を加工したらいい感じになるぞ!!
やっぱイラストのビジュアルが向いているものもあるじゃん!!
とかなんとか色々気づきました。すごく楽しいです。時々全然うまくいかずに自棄になったけれど、それもそれでおっけーです。制作中の苦しみはもはや苦ではなく楽です。悦です。快です。
あとは、演劇に恩を感じる出来事もありました。
演劇って色々な人間の色々な葛藤や行動や思考や好意や嫌悪を描いていて、演出の過程でそれらが肯定されていくんですね。いつか自分が役者をしたとき、今まで自分が低く評価していたコンプレックスをもそれめっちゃいいよと評価する観点に出会いまして、そのおかげで私にとっての嫌なものを嫌なものとして見ない視点で世界を見つめなおすことに繋がりました。そうして少しずつ行動を変えていった結果ある程度妥当な自己評価をできるようになりました。今の私はかつての私が望んでいた姿ではないですが、今の自分の方が好きです。
演劇はなりたい姿になる権利をくれるけれど、いつかは生身の自分に戻してきます。しかしなりたい姿になれたときに生まれた思考はそのままにしていてくれました。ここまでは手伝ってもらっちゃったんだからあとは結局自分が頑張るしかないんじゃんねと演劇によって気付かされたからか、その気づきで随分気が楽になったからか、演劇に恩を感じております。
これは笛に入団したおかげですね。ありがたいことです。
まあいい話みたいなのしてるけど私笛でめちゃくちゃな量失敗したしなんなら取り返しのつかない行動もたくさん起こしましたよ。でもそれくらいしないと人生って感じしないからね、仕方ないね。
実際失敗によって気が楽になることや呪縛が減ることもありますからね。
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はい。本日のにっきは以上で締めます。
めちゃめちゃ自分の最後の笛にっき感出しているんですがもしかしたらもう1回笛にっき書くかもしれないんだよね。ギリギリ書くか否かくらいのところなんだよね。
これ書いてもう1回笛にっき書くの?だとしたら恥ずかしー。まじで柄にもないこと書いてむずがゆいので次の方にお渡しです。この空気どうにかしてくださ~い。よろしく~。
最後に公演情報だけ見て帰ってください。よろしくお願いいたします。
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山口大学演劇サークル劇団笛令和六年度冬公演
『むちゅうのドリー』
日時 :2025年2月6日(木)19:00~/2月7日(金)18:00~
(開演30分前から入場可能)
公演時間:約120分
会場 :クリエイティブ・スペース赤れんが ホールⅡ
(山口市中河原町5-12)
入場料 :学生1000円 一般1200円
(当日は各300円増、ご予約は2025年2月5日までにお願いいたします)
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