相互作用
「人」という字は支え合っているそうですが、私には一方が支えているだけのように見えていました。どちらか一方でも失うと成り立たないという事実に気付いたのは、お恥ずかしながら最近です。
ご無沙汰しております。4年生の抱です。時の流れは残酷なもので、入学からもう丸3年が経ってしまいました。中高ならもう卒業している頃ですが、3年も経ったという実感があまりにも無くて呆然としています。
春公演の時期が始まりました。私たち学生にとって1年という期間は決して軽いものではありません。大学生活の4分の1もの時間を、まともに活動できないまま過ごしました。ようやっとです。幸い沢山の2年生に恵まれ、それがとても嬉しいし、今後が楽しみです。
私は昨年からとある舞台作品を溺愛しており、ふとした瞬間にその世界に溺れるのが至福の時です。溺れているうちに気付いたことがあるのですが、すべての登場人物がいずれかの登場人物に影響を与えたり与えられたりしているんです。なにを当たり前のことを、と嗤われるかもしれませんが、以前の私はそんな単純な構造に、現実世界もそうやって成り立っていることにまったく気付いていなかったんです。
冒頭の話に戻りますが、「人」という字がそうであるように、人は他の誰かと関わり合って生きています。生きているということはその人を生んだ親が存在しているのだから、まったく誰にも関わらずに生きる人なんていない。仮に生まれてすぐに捨てられたとしても、親は「捨てる」という行為で子に影響を与えているし、小さな命に囚われない「自由」を与えられたかもしれない。もしくは「罰」を。子は「捨てられる」という影響を受け(与えられ)、「自由」や「罰」を与えたかもしれない。一方的なものなんてなく、すべてが相互に何かを及ぼし合っている。世界って面白い(小並感)。
つくづく日本語が下手ですね。精進しなきゃ。
ちなみにもしご存じの方がいれば語り合いたいのですが、私が溺愛しているのは「TRUMP」という作品を祖とするシリーズものの舞台です。主な登場人物は吸血種で、とってもとっても素敵な世界観です。舞台刀剣乱舞の作・演出を務める末満健一さんという方が同じく作・演出を手掛けているので、シリアスやゴシックものが苦手でもない限り見て損はないはず。最新作以外すべてのDVDを所持しているので、呼ばれればどこでも布教します。
私の夜はこれからですが、もう遅いので今回のブログはこのくらいで。
これからおやすみのかたはおやすみなさい。おでかけの方はいってらっしゃい。
どんな方も良い夢を。良い一日を。では。
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