感情を隠したい甘えた自分
どうも、4回生藤井です。後輩ちゃんには下の名前で呼ばれるととっても嬉しいです!
(さりげなくアピール)(めんどくさい先輩)
さてさて、クリスマスも近づいてきました。サンタさん来ますかね。わくわく。
最近、自分ももうサンタになる年齢がどんどん近づいてきてるのかなぁ、なんて考えて虚しくなってます!あ、いや!!!サンタさんになるってなんですか?????サンタさんはいます!
はい、一生私の元に来て欲しいので最寄りのサンタさんはこの笛にっきを見ろください。
トナカイのバイトくらいならするんで。
はてさて、そんなこんなで今日も今日とて練習を。なんだか最近は細かいところとか詰めまくってて、1年生の子とか初舞台の子とか、本当ついてきてくれてありがとう、と感謝する日々です。
何日も稽古してると、なんとなーく気分が下がる日とかもありますよね。毎日同じこと言われて、嫌だなーって思う時、とか。
でもね、1年生はどんなに色々言われても、自分からもどんどん発言したり、毎日毎日明るく笑顔でいてくれたり、自慢の後輩たちなんですよ。面と向かってじゃ胡散臭くなるので、この場を借りて後輩自慢でもさせてくださいね、いつもすみません。
でもやっぱり、そんな姿をみて、「創る側」
としては心を鬼にしなければならない時もあるなぁ、と思いつつ、「毎日来てくれてありがとう」とずっと思っています。
もちろん、2年生だって3年生だって、本当に本当に毎日ありがとうって、この気持ちは嘘じゃないから素直に受け取って欲しいな。
私は演劇が大好きだからそのためには人とぶつかってしまうこともあるけれど、でも、それでも後輩ちゃんたちは誰一人として欠かさず私は好きです。愛してる。
え?やっぱり胡散臭いって?
じゃあこのブログの後に過去にもやった後輩自慢を載せておくのでしかとして読んでくださいな!!!!!!
さて、そんな私はいつも舞台監督やらなんやらで書いてるので、たまには違う視点から。
今回の劇の脚本は、私が書きました。笛に来て2度目の執筆となります。
実は、個人的にものすごくドキドキしています。それは、この脚本は、私の挑戦でもあるからです。
私が物を書き始めたのは小学校2年生のとき。
前の笛にっきにも書いたと思いますが、
人生で初めて書いた物語のタイトルは
「ごんたろうの大冒険」
人間の名前なら違和感ないでしょ?
ごんたろう、猫ですからね!!
まあそれはそれとして、それからも人に見せたり見せなかったり、色々な世界を生み出しては消していました。
笛に来て、脚本を書かせていただいて、採用までされて。
1度目の執筆から、私は脚本を書くことへある種の恐怖と闘っていました。
今作「マリオネットに花束を」を書き上げるまでにも、幾度と挫折を繰り返し、
構想が出来た2019年から1年半放置、そして今の2年生に出会って、彼らの演劇に向き合うパワーに影響を受けてそれから書き上げて。
推敲を繰り返して、やっとみんなに使ってもらえる形まできて。私はもう引退した裏で、後輩たちが私の脚本をやりたいと言ってくれて。
それでもね、まだ怖いです。
それは、演出を信用してないだとか、役者を信用してないだとか、裏方を信用してないだとか、そういうことではなくて、
「納得いってないものを堂々と人前に出したのか、お前は。」とか、そういうことではなくて。
たとえひよっこだろうと創作者、
人前に出す以上はそれなりのものを、
自分が納得いってないものを人前に出すような舐めた真似は絶対にしたくない。
三流と言われようと、ド三流には成り下がりたくない。
だから、辛くてもきつくても、
「この脚本面白くない」
「この脚本のここ、わかりにくい」
「ここはこうした方がいい」
そんな指摘が大好物なわけなんです。(ドM…?)
でも、まあ悔しいですよ、すっごく悔しいですよ。でも、ぶっちゃけそこで腹を立てたり泣いたりしてへこたれてるなら趣味で自己満足で書いておけば、って感じなんです。
だから、私は聞くんです。求めるんです。
「私の脚本を罵れ」と。
今回の脚本に関しては、私が推敲を加えて納得のいった完成品として提出し、今回の脚本に選ばれ、練習が開始し、ありがたいことにみんなはそれを受け入れてくれました。
でも、だから、それでも、まだ私は怖い。
何が怖いって?
ううん…言葉では表せないような。
例えるなら、セリフをとばして固まり失敗した舞台に、1年後再び登るような感覚。
私はこの脚本が上演されると決まり推敲を加えた段階で、自分のこの脚本に納得をしました。
それと同時に、覚悟も決めました。
演出さんも役者さんも裏方さんも、
この脚本と向き合ってくれて、自分の役と向き合ってくれて、とても感謝しています。
演劇は脚本だけのものじゃなく、みんなで作り上げる生きたものですからね。
私の書くストーリーは、よく
「ありきたりだけど雰囲気はいい」
「感情が伝わってくる」
と言われます。
ありきたりなのは、結構私の中では壁に感じていて、最近は「ありきたり」ってなんだろう…って病み気味です。もう何が普通かわかりません、助けてくださいサンタさん。
感情が伝わってくるのはまあ、なんか最近言われて自覚しました。
私ね、私生活でも文字上でも感情隠せないみたいです。滑稽!!!!!
きつい時とか、辛い時とか、苛立ちとか、
そういうのって少なからず周りに波及したり気を遣わせたり気分を害したりするじゃないですか?だからそういうマイナス感情隠しさりたいんですよね。
でも隠せない……隠せてるつもりでも、漏れてるみたい。みんなそれでも暖かく私を見守っててくれたのね…ありがとう…なんかごめんね…。
いや滑稽!!!!
たぶん笛のみんなに甘えちゃってるんでしょうね。
距離があるとぶつかれないですし、
距離が近くなったからこそのものかも。
良いようにいうな!!!ってね!!!
精進します笑
でもね、みんなはきつい時とか辛い時とか、隠して1人で抱え込もうとしないで。
私の前では、私に八つ当たりしたっていいから、無理しないで。
迷惑はかけてなんぼですから、
譲歩と許容の連続、人間なんてそんなもん。
私は人に譲歩や許容をさせすぎないようにしたいですけどね。
何はともあれ、いつでも明るく優しくポジティブに!とりあえず笑顔で!
某後輩ちゃんを見習いましょうかねぇ。
ってなんか話逸れました!まぁたぶん私のネガティブさは生涯治らん気しかしてませんが、それでも人に影響を与えない程度にしておきたいです!以上反省終わり!
まあ、文字上でも感情伝わってくるらしいので、なんというか、武器にはなってる…のかな!!!そういうことにしといてください!
イエスマンだといいものは生まれません。
仲がいい、が馴れ合いになってもいいものは生まれません。
プライベートと演劇は切り離して切り替えて、というのは自戒もこめつつ。
みんなはそこら辺弁えてくれているようで、少し安心します。いや何目線だよって感じですが、まあこればかりは鬼になるしかないですから…。
みんな大好きですが、いいものを創るためには色々言い合わねばなりません。
言われるのは果てしなく辛い、それでも本番まで駆け抜けていきたい。
みんな議論がうまくて尊敬します。
私も、歳だけとって先輩になってないで、
後輩からも日々勉強する姿勢を忘れないでいたいです。
私が、スランプから抜け出して書いた1作目、勝手ながらですが私の再スタート。
セリフをとばして固まり失敗した舞台に、1年後再び登るような感覚で、私は今脚本を握りしめています。
足は震える、けれども演劇は脚本だけではない。
みんないる。
そういうことです。
ま、誰かが書いておりましたが
どんなに創作に打ち込んでも、
「その人の好みー」だとか、「審査員の好みー」だとかにいきついちゃうジレンマってありますよね。何が正しいかわからない、それでも追いかけるのをやめられない。
私たちは延々と片想いを楽しんでいる…のでしょうね。
恐らく舞台の方から返して貰った時、その時はきっと、熱、、、冷めちゃうのかな、、。
それは寂しいな。
どうしたってドMからは抜け出せないのでしょう。
まあ、いいじゃないか、模索しながら生きる人生は、楽しい。
他人の人生を書く、のはとってもとっても責任がある。架空のキャラクターだって、私とは違う、赤の他人の、かけがえのない人生。
私はただ紙面上でキャラを操っているわけじゃない。キャラの人生を尊重することもまた、書く者としての覚悟なのかもしれない。
病気や戦争のことを書くことだって、それをエンタメの材料にしている、と言われれば否定できないのかもしれない。
それでも、伝えたい何かがあってえがいている。
他人の人生を書くことが、自己顕示欲を満たす餌になってはいけない。
限りないリスペクトと伝えたいという気持ち、自分が軽々しく他人の人生を書いていいのか、というジレンマに襲われながら、
それでも私は書く。伝えたいから、書く。
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《後輩自慢・改》
なんだか偉っっそーーに語ってしまったので、私は後輩たちからたくさん勉強してるんだぞ!後輩たちかわいいんだぞ!ってとこ書きます!(にっきを私的利用すな)
個人名は伏せますけど、まあいつもの様に
外部の皆様は「こんな人がおるんかー」くらいに見守っていただけたら幸いです。
後輩たちは自分がどれで誰がどれか考えてみるのだぞ〜!(読まなくてもいいですはいすみません…)
ほいでは答え合わせはまた今度!
じゃ、いくよー
その1
貴方のその声聞き惚れるぅ!!でも1番は「へへっ」ていう可愛らしい笑い声。
こっちまで笑顔になるような。
そしてそして、細かい気づきをたくさん書いてくれてメモに残してくれたり、道具作業で率先してペンキを塗ってくれたり〜!
助かってます、凄く。ありがとう。
その2
君はね…本当に毎日、頑張ってて。声が良くて人も良くて。人が良すぎて時々心配にもなるけれど、礼儀正しくて本当になでこなでこしたくなる…(先輩気持ち悪いお巡りさんこっちです!)演劇、楽しいかな…。思ったより、大変なことの方が多いよね。本番終えた時に、「楽しかった……きついけど(笑)」って思ってくれたら嬉しいな。
その3
笑顔が大好きです。こちらまで明るい気分になるの。役に関することもとにかく「積極的」に色々話して共有してフィードバックしようと試みてくれる。トライアンドエラーの繰り返しでも、不満ひとつ言わずに頑張ってくれる。当然かもだけど、当然ができるのは凄いから。
その4
あああこの前も書かせて頂きましたが議論のうまさは尊敬、ぜひとも見習いたく。
作曲もできるのか…と本当にお世話になっております。自分はキリギリスみたいな相対音感しかないので、なかなか曲作りのセンスはありません。作れる人尊敬します!(プレッシャーかけてるワケではナイ)ありがとう!
その5
ユーモア溢れるムードメーカーですよね。優しいし。役者の時も、色々考えて試してくれてるんだろうなーと。勝手に詮索するな!って感じかもですが。とりあえず、色々周りを見ていただいていてありがとう。
ギャグシーンの間の良さに感心しています。
あと「動ける」のが良い。舞台は動いてなんぼだ…!!
その6
いやぁ…これまた勝手に詮索するな!って感じかもですが、役に向き合う真摯さは私も見習わねばなぁと思います。演劇好きなのが伝わってきて。舞台のテンションのあげ方がうまいなぁ、と感心しきりです。ツッコミがうまくて好き。今度チョコあげる!(急に何?)
あ、あと距離感表現するのうまいですよね。
その7
入団当初から見てきましたが、短期間での上達が凄かった!!そして、自分なりの考えを持ちつつ、周りを見つつ、バランサーでありながらいつも頑張ってくれています。
負担をかけてないかな、大丈夫かな、そんなことを思う時もあるけれど、いつでも貴方は真剣な目をしていて。「悲」の演技を見習いたい。
その8
いやはや、最近は君に色々任せきりで申し訳ない。こちらも少しずつ引き継いで、楽しんでもらいたい。音響プランを考えるセンスは私には出せないもの。尊敬しかありません。
君はやっぱり幅広い知識があるので、音響のイメージもたくさんあるんだろうなーって、
見習うべきところばかりです。自分が思ってるより音響できてる。後は、私の問題ですから、君が音響楽しめるよう尽力します!
その9
まったくもう止まらないんだからそのマシンガントーク!!!!まあいつでもどこでも変わらないところが、君の持ち味なのかもね。
それでも演劇を見る「目」というものを私は尊敬していますよ。自分なりの信念と、演出さんとのバランス、たぶん考えてないと思うけど実は君が優しいこと、わかるよ。
その10
いやーーー稽古場のムードメーカーすぎる!!!!いつも笑わせてもらってますね!!!!それなのに!それなのに!役に入ると泣かせてくる!もうわからん!大好きです!(テンション)春からですが、役が憑依する瞬間というものを初めて見た気がします。
常々見習いつつ憧れつつ、頼りきりでごめんね、とも思いつつ。ありがとう、いつも。
その11
はい。いや、いつもお疲れ様です。君には文字上でも謎に照れるので塩対応で書きますけど、(この先輩がよォ)演劇に向き合う姿勢が私は好きですね。熱を持って話し合える、そんな存在が後輩にもいて良かったなーってそんなこと考えながら、頼りすぎないようにせねば…とも自省。あ、身体は熱を持たないでください、体調大事に!(余計なお世話ッ)
その12
君は今回も素敵だなぁ!!(唐突)いつもこんな先輩と仲良く話してくれてどうも、どうも…
その優しさに甘えておきます(こら)
役に対しては貪欲、分析と考察から動きまで、きっと何時間も何日も考えてくれたんだろうと。またご飯行こうね(こら)
あ、最近思うこと。目の演技が飛び抜けてうまい。代役で入る時いつも引き込まれそうになります。
その13
あぁ、どうも。笛での演出は初めてですか。その発想力には感服しています。あとやっぱり舞台上での物理的な姿勢が綺麗ですよね、その立ち姿えぐいなぁと思います、褒めてますよ。無意識下の姿勢だとは思うんですが、見習いたいものですね。あと舞台上でここまでのバカをみたことがありません、褒めてますよ!真面目にバカになれるって武器だと思います。
その14
いつも来て褒めポイントとかもたくさんたくさん言ってくれてありがとう!!!役者さんたちが口を揃えて「癒し」と言います、
笛の癒しですね!!!!ありがとう!!
君がいなかったら心が折れます!
音響の方も、楽しみにしていますよ!
あと彼女の面白エピソードが本当に面白い。一度は聞くべき。
その15
いや、今回もお世話になっております道具のスペシャリスト。道具を作って颯爽と帰っていくあの後ろ姿、惚れ惚れしてます。
私もそんな風に器用になりたかった…などと考えつつ、木材の破壊しか私にはできません。設計の仕方教えてください。切実に。
その16
はぁ……今公演、あなたにもたくさんたくさん頼りきりです。ごめんね。もっと私が色々できたら良いのだけれど。君の重りを抱え、君に花を摘んでこれるような、そんな先輩でいたかった。後悔してもあれなので、これから目指しますね。頼りないかもですが、傍にはいますから。君はいつも、優しい。優しすぎる。その優しさに1番甘えてるのは私かも。
あと、やっぱり、演劇としての理論が整然としていて尊敬します。私もそういう風に、筋道だった論理的な演劇を目指したい。
色々考えてもらっている立場で、なにを偉そうに、そう言われるかもしれないけど、
君が楽しんで舞台に立つこと、本番終わりに笑顔なことを願っています。
PS.君の声が大好きだ!!!!!!!!!
今の役の声もですが、エチュードでやる低い声、とか。声の使い方えぐいなぁ(褒)って心からの尊敬を込めて記しておきますね。
ありがとう。ありがとう。
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はい!照れてきたので終わり!!!!!!!!!!!!!
「きっもちわるいなぁ、虫唾が走るワ」
「共感性羞恥しかねぇわハゲ」
っていう苦情はクリスマス休業のため受け付けません!
年明けから営業再開するのでその時に言ってくださーーーーーい!
変なテンションになってきたので終わりましょう、さよなら三角またきてコタツ!
おやすみなさい!!!!!!!!!
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【劇団笛 令和3年度 冬公演】
『マリオネットに花束を』
脚本:藤井唯 演出:橋ヶ谷良太
日時:令和4年1月16日(日)
13:00開演・17:00開演
(30分前から入場可能)
料金:一般800円 学生 500円
(高校生以下無料)
場所:C.S.赤れんが ホールⅡ
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