感謝。演出であるということ。そして本番へ
はい。みなさんこんばんは。演出の助森です。こんなあいさつをするのも今日で最後かと思うと感慨深いですね。
さて、今日は仕込みでした。1年生たちは初めての仕込み。そして、上回生はいろいろな場面でみんなを引っ張ってくれました。みんなを見ていると(特に2回生)、私の引退の時期も近いなぁと少し寂しさを感じてしまいました。でも、これはいい寂しさです。私は彼らに何かを伝えられたような感じはあまりしないのですが、あと残り少しの間に残せるものを残したいですね。(冬公演はいるよぉぉ)
1年生。まさか2ケタ入ってくるとは。皆さんとお会いした時の正直な感想がこれです。
オーディション大変そうだなぁとも思いましたが(実際大変でした)、今回の配役に後悔はありません。むしろ、この座組みだからこそここまで劇を作り上げることが出来たと確信しています。
皆さんは、私には考えつかないような角度での意見や、素敵なイラスト、そして溢れんばかりの情熱を今回の公演に捧げてくれました。どんどん良くなっていく演技や出来上がっていく舞台に、「ありがとう」と伝えたいと思います。
まぁ、上回生はわかっていると思いますが、基本的に私は口下手というか。人に素直な気持ちを伝えることが苦手なので、この場での感謝で代えさせてください。
続いて、タイトルにも書いた「演出であるということ」に触れるとしましょう。
私は今回の公演で笛以外も含めて3回目の演出ですが、基本的に「雰囲気を保つ」ことをモットーとしてやってきました。高校生の時は、私が中心となって稽古を回し半ばワンマン的に引っ張ることでそれを行ってきましたが、笛に入り雰囲気を保つためには、稽古に全員が参加し、全員で作り上げているという感覚が重要であると考えられるようになりました。おかげで、稽古場の雰囲気をそれなりには保てたかなぁと思ってます。
「演出は、公演のほぼ全てに責任をもつ。」これも私の持論ですが、責任を持つということはそんなに重いことではなく、決断をちゃんとすること。自分が本当にやりたいことは曲げないことだと思っています。まぁよくわからない話を長々書いてしまいましたが、こんな感じで今回演出してましたぁーという自分語りです。
長々書くのもこの辺で。明日の本番の成功を願って…
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【劇団笛 第59回 夏公演】
『星降る夜の狼少女』
脚本:藤井唯 演出:助森皓平
日時:令和4年8月10日(水)
19:00開演
令和4年8月11日(木)
14:00開演
(30分前から入場可能)
料金:無料
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