コンニチハ オイソギデスカ

ウキスパ!野口です。

今回の公演では、演出を務めさせていただいております。 

 にっきを滞納したせいで遅くなりましたが、3年生です。他の3年生に従って、自己紹介をしましょう。

 では、改めて、人文学部哲学コース美術史ゼミの野口遙斗です。

 出身は徳島県。おすすめの観光地は大塚国際美術館。 

好きな食べ物はハンバーグ、唐揚げ、カレー、お刺身、お寿司、フライドチキン、カオマンガイ、麻婆豆腐、とんかつ、鰻、生姜焼き、油淋鶏、ラーメン、チャーハン、ウインナー、台湾まぜそば、角煮、中華丼…等々。 嫌いな食べ物はチーズと卵(白身と茹で卵)です。 

 美術館巡りや散歩が好き。時々ラジオも聞きます。星野源さんやオードリーさんのann、匿名ラジオが好きです。 短歌集を読んだりします。まだまだ詳しくないですけど。


 自己紹介はこんなところで。 笛にっきはとても久しぶりですね。いろいろと忙しく、ついつい放置してしまいました。 ゼミは楽しいけど大変です。発表もあるので頑張らないと。


今興味がある事でも話しておきましょう。


皆さんはパレオ・アートをご存知ですか?僕は最近知りました。

パレオ・アートとは、恐竜の復元図の事。恐竜図鑑とかに載っているイラストとかですね。パレオ・アートの興味深い点は、誤った形で復元された恐竜のイラストが多数残されている点でしょう。

イグアノドンという恐竜を例に説明します。

イグアノドンは、白亜紀に生息した草食恐竜。パラサウロロフスなんかに近い見た目の、カモノハシ竜の一種です。そんなイグアノドン最大の特徴といえるのが、鋭く尖った親指のツメ。このツメが、今回のパレオ・アートの話に関わってきます。

イグアノドンの化石が発掘された時、見つかったのはこの親指のツメ部分だけでした。しかも、イグアノドンの化石が発掘された頃、人々は「恐竜」という存在を知らなかったのです。突如地面から見つかった、得体の知れない尖った骨。人々は、この骨が古代生物の角であると解釈してしまいました。結果、四足歩行で地面を這う、角の生えたバケモノとしてイグアノドンは描かれました。解釈と想像で描かれたパレオ・アートは、神話の生物を描いた作品に近しい性質を持っていると言えるかもしれません。

神話の生物と異なるのは、彼らが実在する生き物だったという点。研究が進むとともに、恐竜の姿も変化していきます。ゴジラのような見た目だったティラノサウルスは、前のめりの姿勢になり、羽毛が生えるようになりました。研究で発見された「事実」が作品に影響を及ぼす点は、パレオ・アートの大きな特徴の一つだと言えるでしょう。

画家の空想と研究による事実が描く「パレオ・アート」。是非皆さんも調べてみてください。ちなみに、僕の研究分野とは一切関係ないです。あしからず。



本番まで残り二週間くらいでしょうか。初の演出は、思っていたよりずっと大変です。

体調管理だけ気を付けて、何とか走り切りたいと思います。それでは、さよーなら!


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