本質

寒くなってきましたね。体が凍えて
しまいそうです。しかしその分、お
でんやお鍋が美味しく食べられる季
節になったなぁ、と感じます。お鍋
のしめに食べる雑炊が、美味しい。
お米が柔らかくなるまで煮込んで、
卵でとじて、刻んだネギと、ノリを
パラパラっとかけて食べる。絶品極
まりない。皆さん、この冬もお鍋し
ましょうね。

なんの話だ。

前回も鍋物の話をした気がします。
2年田中です。

近頃の練習で、自らの役の本質に迫
ることができた気がします。
役の本質とは、何をすればその役の
魅力を100パーセント引き出せるの
か、ということだと考えています。
私は、演技力はあるが役のもつ力を
引き出しきれていない、とよく言わ
れます。そのことが要因となり、私
の演技はどの役にも似通った点があ
り、キャラによる変化がさほどあり
ません。具体的には、私はどの役も
パワフルに演じてしまっているとい
うことです。それは悪いことではな
いと言ってくれる方もいますが、面
白みがないという方もいます。私は
そのことが悔しくてなりませんでし
た。自分はどの役でも似たような演
技しかできない、無能な役者ではな
いかと、自身の技量不足に対して憤
りを感じたからです。

今回の役は、その点を踏まえて演じ
ています。何をすればそのキャラの
魅力がひきだせるのか、伝えられる
のかを考えています。そしてパワー
だけでない部分に重点を置きました。

残された時間はわずかです。その中
で、役の本質をより突き詰めていき
たいと思います。


ぜひ、見に来て頂きたい!


本日はここまで。
本番をお楽しみに。
では、また。

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