お客様ファースト

こんばんは。今日は黄砂と外の煙で、目の痒さと喉のイガに苦しめられました。黄砂って不幸さ…なんちゃって(^^)

ということで、 今日はシーン5から8を通しました。シーンを１つやるのとも、作品全体を通すのとも違う発見があるものですね。本番は近いですが、ダメ出しや変更点はまだまだあります。ギリギリまで粘っていきたいです。

演劇をやっていると、自分のやりたいことはあっても、それが技術面や金銭面、時間的な問題で、どうしても実現が難しいことがあります。公演後に、心からやりきったー！と思えることはほとんどありません。必ず後悔、反省がでてきます。あの時こうやっておけばよかったって。だから、今回の春公こそは絶対に妥協しないと決めて、役者、音響、衣メに臨みました。でも月日が経つにつれ、１つに集中すると他のことがおろそかになって妥協につながるという、悪循環に陥りつつありました。どうしよう、またいつもと同じ状況になるかも、もういやだ、、と思った時、ある尊敬する先輩の言葉で、目が覚めました。

“その妥協は、お客様ファーストなの？”

当たり前のことだけど、1番大切なことを私は忘れていました。演劇は観てもらう人がいて成り立つものなのに、自分たちの事情で諦めるなんて、なんて自分勝手なことをしているのだろう、と恥ずかしくなりました。お客さんには、こっちの事情なんて関係なくて、わざわざ貴重な時間を割いて、お金を払って観にきてくださるのだから、今の私たちができるありったけを届けたいと心から思いました。

残り少ない時間も、“お客様ファースト”を前提に考えると、どんな事も乗り越えられる気がします。というか乗り越えてみせます。是非お越しください！！

２年の平田でした。