明日ありと 思う心の
夏の故事成語って探すのが難しいですね。
蛍や蝉が多くて、儚い感じの内容が多い感じがします。
桜も十分儚いと思いますが、夏の生命力溢れる日差しの中にあると、
限られた時間を駆け抜ける生き物が、一層尊く思えてくるものなのだと思います。
今日は、今日も今日とて練習でした。
ワークショップはありません。大詰めです。
毎日毎日練習しているのですが、本番直前になると、
準備や確認やらで練習が出来なくなるんですよね。
だから、貴重な練習です。
毎日やっているのに、不思議な話です。
気温は32度でした。じっとしていても汗が伝います。
コンクリートと畳の部屋の中で、蒸せ返る空気の中、
動き、笑い、怒り、話し、聞いています。
側から見たら、とんだドMと変人の集会です。
それでも、中の人は一生懸命です。
汗だくになって、疲れて帰った後、横になって扇風機を浴びる耳に、ヒグラシの声が聞こえてきました。
私の地元では聞けない音なので、貴重で新鮮で、贅沢な時間でした。
これを笛日記に書こう、でなければ、笛の誰かに話そう、と、思いました。
明日も練習があります。
私は、ヒグラシの鳴く声を、あのコンクリートと畳の部屋で、誰かに話すことが出来ます。
正直、これが、私にとっての最後の笛日記になるのが、とても寂しいです。
あと1週間と経たないうちに、夏公が終わってしまうのが、とても寂しいです。
入団した時には想像もつかなかった、複雑な気持ちです。
でも、こんなにも寂しいと、ずっと居たいと思えるような人たちに、組織に巡り会えたのは、
凄く幸せなことなんだと思います。
噛み締めて噛み締めて、感謝です。
さて、終わる前から終わった後のことを考えても仕方ないですね。
本当にあと少しです。
駆け抜けましょう。
夏が、始まります。
最後だと思って、思い切り書いていたら、諄くなってしまいましたが、許してください。
たまには文字にして残しておきたいと思ったんです。
3年生の皆、いつもありがとう。
皆と一緒にやれて良かったです。
最後まで一緒に駆け抜けましょう!
ではでは、三宅でした。
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