演技には何が必要なのか
ここのところ、特撮ソングをよく聴いています。というか、この文も曲を聴きながら書いています。
(ちなみに、お気に入りの曲は、「TAKE ME HIGHER(ウルトラマンティガOP)」です)
今日のワークショップは、誰かとかぶらないように数字を言っていくというものと、ジブリッシュを行いました。
ジブリッシュとは、自分にしか分からない言葉で行うエチュードです。つまり、相手の言っていることが分からない状況で、お互いの動きや表情を手掛かりに劇を進めていかなければなりません。
ジブリッシュは少し前にもやったのですが、やはり相手の言っていることが分からないと劇を進めるのは難しいです。ただ、まったく無理というわけでもなく、動きや表情から伝わることもあります。
ジブリッシュを通して、言葉に頼りすぎず、動きや表情で伝えることの大切さを改めて感じました。
最近先輩から言われたことがあります。それは、「感情は理屈じゃない」ということです。
例えば、相手の言い方、動き、表情が変われば、それに対する反応も変わります。まあ当たり前のことではあるのですが、注意されたことや台本を読んで考えたことを意識しすぎるあまり、セリフを間違えたことに気づかないほどに、他のキャストの演技を見ることをおろそかにしていました。それではだめで、要は、演技には前もって準備したこととその時その時に感じたことの両方が必要だという風に言われました。
とにかく今は、今まで言われたことを意識しつつ、できるだけ相手を見ることに重点を置くようにしています。
気づけば11月も後半に突入しようとしており、まだまだ先と思っていた本番もだんだん迫ってきています。
課題はまだまだありますが、後悔しないために、何より観に来てくれるお客様のために、とにかくフルスロットルでがんばっていきます!
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