Say hello to my little friend !

先日のアカデミー賞でロバート・デ・ニーロが助演男優賞を逃しました。
アカデミー賞常連のイメージが強いデ・ニーロですが、今回のノミネートは'91年の「ケープフィアー」以来ということで、振り返ればここ20年の間はアカデミー賞にまったく縁がなかったんですね。
確かに90年代後半以降は副業に金を回すために、これまでのように出演作を吟味せずにクソみたいな映画に出まくって「名優」の名を大いに汚し続けてきた彼ですが、それでも彼の熱烈なファンである僕は、ひたすらに出演作を追いかけてきました。
個人的には世界一の色男アル・パチーノと共演した大大大傑作「ヒート」がアカデミー賞にかすりもしなかったのには未だに納得していません。
アカデミーの選考員はアホですね、ほんまに。
デ・ニーロの出演作で一番好きなのは彼が初めてコメディに挑戦した「ミッドナイトラン」ですが、彼が40年以上のキャリアの中で最も素晴らしい演技を魅せているのは「ヒート」だと個人的には思っています。
映画自体も素晴らしかったです。
あんなに男臭くて泣ける映画を僕は他に知りません。

まぁ、デ・ニーロ、デ・ニーロ言ってきましたけど、アル・パチーノ派かデ・ニーロ派かと聞かれれば100対0でアル・パチーノ派ですけどね（笑）


PS.笛は元気に日々の練習に勤しんでおります。