チェイシングエイミー

お久しぶりです、おおともです。

思えば早いもので、本番まで残すところ１週間となりました。
長いようで短かった夏休みが終わってからというもの、再び演劇漬けの毎日を送ってきたわけですが、そんな日々も今回の公演が終わるとしばしの休息を迎えることになります。

初心者が言うのもはばかられますが、僕は演劇が好きです。心底好きです。
どこかどう好きなのかと聞かれると答えに窮してしまうのですが、
演劇のことを考えている間は不思議なくらい時を忘れているし、
子どものようにはしゃいでいる自分がいたりします。
そして、何をやっても中途半端で駄目駄目だった僕でも、演劇だけは今日まで続けてこられました。

笛に入っていなかった場合の自分の姿を思い描いたことがあります。
きっと今ごろ無気力で退屈を持て余した大学生活を送っていたことでしょう。
久々に地元に帰っても土産話のひとつすらろくにできない面白みのない大学生になっていたことでしょう。

演劇が僕の人生を変えたとか、そんな大そうなことは思っていませんが、演劇が僕という人間にプラスの面で影響を与えてくれたことに間違いはありません。
だから、当たり前のように演劇に携われているということに今一度感謝し、残り少ない日々を全力で駆け抜けていきたいと思う次第であります。