初めての投稿です。

御初にお目にかかります。一年生の杉本と申します。

初めての笛にっきへの投稿にとても緊張しています。

実はブログというのも初めての経験でして、勝手が分からず戸惑いの連続の中での執筆となりました。上手く書けているでしょうか…。

どうか温かい目で見ていただけると幸いです。


先輩方に倣って、本日の練習内容をご報告していこうと思います。

今日は基礎練をした後、樽槍(たるやり)と息遣い演技という二つのワークショップをしました。と言いましても、基礎練は途中で雨脚が強くなってきたので、逃げるようにワークショップへと移行したのが実際です。ずぶ濡れまで間一髪でした。梅雨の洗礼を受けた気がします。肝心の発声ができなかったので残念です。もう少しだけ待ってくれても良かったのではないでしょうか、雨雲さん。

ところで最近よく思うんですが、雨は本を読みつつ窓から眺めるのが一番ですよね。窓から差し込む蒼い光、どこか擦れ合うような雨音は、とても心地が良いものです。晴耕雨読とはよく言ったものですね。

…すみません、脱線しました。

気を取り直して、本日のワークショップについて簡単に説明します。

樽槍は体力づくりや咄嗟の判断能力、表現能力に繋がる練習です。お題の出題者とその実行者に分かれて行います。実行者はその場で高速足踏みをしながら、出題者から飛んでくる「樽!」や「槍!」、「オイル!」などのお題を走りながら表現する、といったワークショップです。終わるころにはみんなくたびれています。あまりに疲れすぎて、悟りきった顔をしている人もいました。でも、やってる内にだんだん楽しくなってきます。不思議です。

息遣い演技は舞台における呼吸の意味や呼吸が作り出す雰囲気を体感しようという目的の練習です。演者は演出さんから役割が与えられ、その役割を演じます。その演技は「はぁ~」や「ほう」など呼吸と表情でしか演技をしてはならないというルールの下で行います。先輩方が”絵描き”と“通りすがりの人”という役割で演技をしていましたが、とても微笑ましい爽やかな空間が生まれていました。僕には決して生み出せない空気感です。もう少し粘っこくなります。

説明はこのくらいです。良ければ、ご近所からクレームが来ない程度に、おうちでもやってみて下さい。


さて、活動はまだ続きます。ワークショップ以降は、解散まで細やかなシーン練習に精を入れました。今日は低気圧の影響もあってか体調を崩している人が多く、人が限られたこともあり、予定していた大きいシーンの通しから各シーンの細部を調整する方向に切り替え練習しました。ですが、僕はこの細部練習ができて良かったと思っています。

僕は嬉しいことにキャストに当たらせていただいているのですが、足を引っ張ってばかりの日々ばかりです。今日も上手くキャラクターを掴めず、迷走してしまうことも多々ありました。

正直とても悔しいです。

ですが同時に、今日の練習でほんの少しだけ自分の役について知ることができた気もします。シーンを細かく分析しながらみていくことで、行間を読むといいますか、自分の役の人生を見つめるといいますか、とにかくこれまでの練習では見つけられなかったものを探し出せた感覚を得ました。まだまだ頑張ろうと気合を入れなおせた気もしています。


そんなこんなで今日も全力で活動をしました。明日からも公演に向けて役と舞台と、しっかり向き合っていこうと思います!


なんだか取り留めのない投稿になってしまった感がありますが、この辺りで締め括らせていただこうと思います。

ここまで見て下さりありがとうございました。最近は湿気・寒暖差と、気候が僕らに風邪をひかさせるため張り切る時期です。どうかご自愛くださいね。

担当は一年の杉本でした。またお会いしましょう!

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