回想シーン

お久しぶりです。2年生の抱です。
夏公を見に来てくださった方、ありがとうございました。これからも何卒よろしくお願いいたします。

さて、笛にっきがしばらくぶりに稼働したわけですが、つまり劇団笛本体も動き出したということです。おいおい情報は開示されていくのでお楽しみに…

今のところ特にみなさまにお伝えできることもそんなに多くないので、お得意の自分語りでもします。
どうでもええわという方は1番最後までしゃしゃっとスクロールしちゃってください。

夏公が終わってからの私はといいますと、まあのんびり実家生活を謳歌したりしていたわけなんですけれど、その間にいくつか観劇しに行ったんです。
まず、オフィス3○○さんの「私の恋人」。内容はちょっと理解が追いつかなかった部分もあるのですが、渡辺えりさんがほんまに魅力的で素敵でした…小日向さんものんさんもアンサンブルのキャストさん方も皆さん個性的な演技で魅せて下さって、単純に楽しみました。演技の勉強?…盗めるものは盗もうと思いましたよ?ええ。
次に観に行ったのが「フローズン・ビーチ」。KERA CROSSという企画の第1弾でした。ケラさんの作品を別の演出家さんが演出するというもので、今回は鈴木裕美さんの演出で、4人の女優さんが混沌とした世界を創り上げていました。想像以上に面白くて、2時間ほどの上演時間が一瞬のようでした。
最後に観に行ったのが、劇団四季「ノートルダムの鐘」です。ミリ知らどころか全く知らない状態で観劇したのですが、殴られるような衝撃を受けました。役者さんの演技も音楽も世界観も全てが噛み合って、眼前には本当にノートルダム大聖堂が存在したんです。観劇してから数ヶ月が経った今でも、部分によっては鮮明に思い出せるし、物語を思い出しては苦しくなります。ノートルダム大聖堂といえば、今春の炎に包まれる姿が目に焼き付いています。それを知っているからこそ、観劇にもいっそう感情移入してしまったのかな…聖堂の一番上では、今もカジモドが独り鐘を撞いているんじゃないか、って思うんです。

炎といえば、沖縄の首里城の炎上に対してもまだ上手く言葉を出せずにいます。私が人生で最も愛する漫画作品や琉球を舞台とした作品で描かれたその姿は、美しく、凛々しく、いつか必ず訪ねたいと思っていたんです。
過去を悔いても仕方ない。自分の生きているうちにあの荘厳な姿を見ることが叶わないとしても、愛する作品を介して何度でも訪ねようと思います。あ、別に再建やらなんやらを人頼みにする気は無いです、大丈夫です。やれることはやらせて貰います。

なんかめっちゃ書いとるなぁ。
たまに書きたい欲が爆発するときがあるんですよね、今がそうなんですけれども。団体のブログで発散するなよって感じですね。すみません。
もし読んでくださってる方がいるなら、もうしばらくお付き合い願います。

ある授業の予習をしていて、「信頼」というワードが出てきたんです。害をなすことは、信頼の喪失に繋がると。
演劇には信頼が必要不可欠です。信頼の無い舞台はきっとちぐはぐになってしまうでしょう。最近、信頼度の試されるトラスト系のワークショップをときどき行うのですが、それがまあ難しくて。言葉を交わさずに同じ行動をとるというものなんだけど、目線や息遣い、筋肉の細かな動作を注視していてもなかなか成功しない。信頼が全く無いとは言いたくないしそんなことは無いと言い切りたいけど、何が言いたいかって、ほんまもんの「信頼」ってなんなんやろなって。
演劇にしてもサークルにしても仕事にしてもなんにしても、他人と関わるっていうだけで「信頼」がものを言う世界。他人との関係構築がかなり苦手な私としては大変なことやけど、生きていく上で逃れることは出来ない。「学生」という肩書きのおかげで大目に見てもらってることが多々あるうちに、上手い生き方を学びたいものです。

ほんまにめっちゃ書いたなぁ。レポートの数倍捗った…
他人に読ませる気のない文章を書くのは得意なもので(得意ってなんやねん)、こういう自由な場が与えられると楽しいんですよね。さっきも書いた通り「ここでやるなよ」って話なんですけど。
まあ、私は今後ものんびりと舞台やっていきたいなぁ、とだけ。

そういえば、9月末にユニット・ピコさんの舞台に出させていただいたんです。その節はありがとうございました。「社会人」という身分の方が大半な中に混じるのは初めてだったので、今までとは違う刺激を受ける貴重な経験になりました。この場を借りて改めて感謝します。

やっと今思いつくネタが尽きてきたのでそろそろ締めましょう。


情報開示コーナー。ぱふぱふ~。
劇団笛、冬公やります!
ということで、年が明けた2020年1月某日、世界が死んでいなければ、舞台でお会いしましょう。
(ゲームのやりすぎで偶に変なことを言います)

次はきっと、もっと進化した笛をお魅せできるように精進していきますので、応援をよろしくお願いいたします…!

それでは、再び満ち始めた月も沈む頃ですし、明日もお休みだという方も、明日は仕事だという方も、明日も仕事だという方も、ゆっくりお休みください。
では、また後日、ブログにて。
2年生の抱でした。

山口大学演劇サークル劇団笛公式ホームページ

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