ゼミと熊本と行方不明と
皆さんこんにちは。人文学部3年の長友です。前回の笛にっきを書いていないため本当にお久しぶりになります。本当に申し訳ない。
いつの間にやら10月になったわけですが、急に寒くなりましたね。日中は半袖でも大丈夫なのですが、稽古が終わった後の夜は本当に寒いです。新しいカーディガン買おうかな…
さて、何について話すか迷ったのですが、夏休みのゼミ旅行の話でもしようと思います。
僕は人文学部の西洋史近世近代ゼミに所属しています。このゼミの特徴は飲み会、ゼミ旅行といったゼミ内の行事がとても多いということです。(そのため準備する側は結構大変です…)その数ある行事の一つであるゼミ旅行ですが、今回は熊本へ行きました。
1日目、新幹線に乗るために湯田温泉駅から新山口駅までの電車に先生を含めたゼミのメンバーは乗り込みました。しかし、なんと一人寝坊してその電車に乗れないという緊急事態が発生。彼はタクシーで新山口駅に向かい、何とか新幹線の出発前に間に合いました。今思えば遅れたらえらいことになっていたと思います。
その後は特に波乱なく熊本に着き、1日目のメインスポットである阿蘇山へ向かいました。阿蘇山には標高1000mを超えるような高い山もありますが、そんなところに登る体力はなかったため、阿蘇火山博物館で阿蘇山の歴史や阿蘇の文化を学んだり、展望台で集合写真を取ったりして過ごしました。また、阿蘇山の火口も見に行ったのですが、火口は緑と青が混ざったような不思議な色をしていました。
こんな感じで阿蘇山の方は問題なかったのですが、1日目の夜に事件は起きました。題して「ゼミの先輩行方不明事件」です。1日目の夜、飲み会大好きなこのゼミのことなので、夕食は居酒屋で食べることとなっていました。居酒屋から宿へと帰ってきた1時間後に、その居酒屋でたっぷりビールだの日本酒だのを飲んで、かなり酔っぱらっていた先輩が急に姿を消してしまったのです。さすがにまずいと感じ、そこまで酔っていない人で捜索隊を結成し、先輩を探すこととしました。(このとき先生は部屋で寝ていたらしいです)
20分ほど探しても見当たらなかったため、捜索隊の先輩が行方不明の先輩に電話をかけることにしました。「多分電話に出ないだろうな…」と僕を含めた捜索隊の面々は思っていましたが、このまま土地勘のない場所を闇雲に探しても見つからないと思ったためです。
しかし、そんな予想を裏切り、行方不明の先輩は電話に出ました。捜索隊の先輩が行方不明の先輩にどこにいるのかなど聞いたのですが、当の行方不明の先輩は「ごめん、ホントにごめん」と平謝りするばかりで要領を得ませんでした。一応google mapで位置情報を送ってもらうことで何とか見つけることができましたが、先輩がこのまま行方不明になっていたり、もしくは近くの川に落ちていたりしたらえらいことになっていたと思います。(二度目)
この時責任者である先生も寝ていたため、最悪の場合どこかの迷惑行為をしたサークルのようにネットニュースになっていたかもしれません…
そんな事件を終えての2日目は熊本城とその近くにあった長崎次郎喫茶室へと行きました。さすがに1日目のような事件は特に起きず、迫力のある熊本城の天守閣や、天守閣の一番上から熊本市内を一望したり、レトロな雰囲気のある喫茶室でココアを飲みながら休憩したりと一日目と打って変わって落ち着いた旅行を楽しみました。
そんなこんなでかなりの波乱があったゼミ旅行でしたが、終わってみると楽しかったですね。大変なこともありましたけど、行ったことのない土地を旅行するのはやっぱり楽しいです。
皆さんも時間とお金に余裕があれば旅行に行ってみると、何か新しい経験があるかもしれませんね。
さて、なんか本番は1ヶ月後らしいですね。目を背けたい気持ちもなくはないですが、背けてもどうしようもないので自分のやるべきことをやっていきたいですね。
それでは、また次回の笛にっきでお会いしましょう。
【公演情報】🚢🖌
劇団笛 第65回公演『流れるー能『隅田川』より』
日時:2025年11月9日(日) 17:00~
(開始30分前から入場可能)
会場:山口大学 大学会館大ホール
公演時間:90分
入場料:無料
ご予約はこちらをクリック!
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