夏公演が終了しました。

第52回公演が終わってちょうど1週間が経ちました。先週の今頃は公演が終わって寝腐っているところです、なんだか早く感じます。早く感じるのは練習の間が濃密だったからなのでしょうか。

自分ごときが言うのもおこがましいですが、公演が終わって3日間くらい、なんだか落ち着きませんでした。舞台に、というか演劇を作る場所に魂を忘れていった感じです。とにかく演劇に触れてない時間を過ごすことが落ち着かなかったのです。最近はやっと少し収まりました。それでもこれから自分はどうやったら成長できるか、とずっと考えてる次第です。
ここまで執心するようになったのは、今回の公演で一応引退する先輩方、さらにその先輩、さらにさらにその先輩、そして素晴らしい演劇を作る全ての方のおかげです。
僕もその背中に追いつきたいの一心で夏公演まで走って来ました。成長したかは分かりません、きっと走るのをやめないと分からないのだと思います。
動がないと静が分かりません。
盛がないと落が分かりません。
悲しくないと楽しいのがわかりません。
失くさないと今あるものの大切さがわかりません。
訳のわからない、ポエムチックなことを言いましたが、最近つくづく人間って(僕だけかもしれない)相対的にしか物事を見ることが出来ないなあと思うのです。
対をなす二つをコントロールしたい、というのが演劇においての僕の目標です。

とにかくこれから、もっと上手くなります。上手くなって、ここまで演劇を好きにさせてくれた方々、観にきてくれた方々に恩返しをしたいです。座長として今いる団員と共に走りつづけて行きたいです。

最後に応援してくれた皆様、協力してくれた方々、そして本公演を観に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。劇団笛はこれからも舞台を作り続けます。

第26代座長 田坂 航太郎

山口大学演劇サークル劇団笛公式ホームページ

山口大学演劇サークル「劇団笛」のホームページです。 笛に関する情報を発信中!

0コメント

  • 1000 / 1000