本番間近は忙しない

　ダイヤモンドは砕けない、みたいな。

　というわけで、いつの間にか本番まで一週間を切っていました。というか直前です。あまりのいつの間にかさに、動揺を隠せません。
　長いようで短いようで意外と長い１ヶ月ちょいが既に過ぎ去ってしまったようです。毎度毎度言ってますが、時間の流れって本当に早いですね。

　今回の公演もいつもの例に漏れず、『きついことも多々あったけど総合的に見て楽しかった』と言えるものでした。大勢がいる練習場ってのは、それだけで大抵楽しくなるものです。それが先輩後輩入り乱れてたら尚更です。台本も台本だけあって騒がしいほどです。休憩中も騒がしいです。
　そんな環境で過ごしていれば、きつかったことも今では思い出せないくらいに些細なことになっていても仕方ないのでは、と感じてます。

　もちろん、楽しさだけでなくクオリティーも上がってますよ。『楽しく騒がしい台本』は、ただ楽しく騒がしくやってればいいってものじゃないんだなと気付かされる公演でした。そうなってくるとじゃあここを盛り上げるためにはどこを落とせばいいか……とか色々考えることが増えて、それで悩んだりもしてきてましたが、それも今は昔。それを乗り越えて出来上がったものが本番です。
　明るく楽しく騒がしく、だけではないものをお届けできたらなと思います。

　これで自分の笛日記も終わり……か？また書く機会があるのか？分かりませんが、とりあえずこれでおしまいな感じです。練習場では、明るく楽しく騒がしく最後まで過ごそうと思います。

３年 田中