夏公演が終了しました。

こんばんは。
少し時間が経ってしまいましたが、
先日、第50回公演が終了いたしました。
応援してくれた方、見に来てくれた方、関わってくださったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

本当は、こんなことをここに書くのはルール違反なんですが、ちょっとだけ個人的な話をさせてください。

今回の公演で、わたしはふたつの大きな役割を担わせてもらいました。
ふたつの違った世界から、ひとつの舞台ができていく様子を、見ていました。
なんだか不思議な感覚でした。
役者として、裏方として、同時にこんな役割をもらってしまって、嬉しい反面、本当にここにいるのがわたしでいいのだろうかと、ずっとずっと考えていました。
本当はなにもできないくせに、自信のあるふりをして、人前に立っている。
そんな自分を申し訳なく感じていました。
それでも、ここまでやってこれたのは、たくさんのことばをもらったからだと思います。
この公演中、たくさんのひとにいろんな言葉をもらいました。
それは厳しいダメ出しであったり、感謝であったり、他愛ない会話であったりしました。
ときには誰かにもらった言葉に傷つくことがあっても、それ以上に、たからもののような言葉をたくさんたくさんもらって、つらいことは忘れてしまいました。
今はまだ、身の丈に合わないことがたくさんあります。こんなにいいものをもらっても良いのかと、理想と現実のギャップに悩むこともあります。
それでも、誰かが見ていてくれることを知っているから、ここに居続けられるのだと思います。

私事ですが、3年生の引退に伴って、これから座長をつとめさせていただくことになりました。
わたしには、できないことがたくさんあります。わからないことがたくさんあります。
頼りがいのある、とは言えませんが、できることを精一杯やっていきたいと思っています。
もし、ほんとうにつらくて、くるしいことがあったら、
そのときは、ほんのちょっと立ち止まって、一緒にならんで歩いていってもらえたら、嬉しいです。

劇団笛2年 第25代座長 山田栞

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