覚悟
皆さん、こんばんは。劇団笛1年の井上です。
本題に入る前に、まずは、卒業公演 「曲がれ!スプーン」 が無事終了したことを報告いたします。本当にありがとうございました。僕自身、今回の公演を通して多くのことを学び、良い経験が出来ました。これからも、今回の舞台のように、実りのあるものを目指していきたいと思います。
さて、本日から次の春公演に向けての練習が始まりました。この春公演は、新入生歓迎公演という意義も有しているため、「あー先輩になるのか」とふと感じてしまいます。では、「先輩になる」とはどういうことか、今日は考えたいと思います。
単純に考えれば、組織の中にある程度の時間、在籍していれば、新しい加入者がいる限り誰もが先輩になります。もちろん、会社組織では「昇進」「昇格」といった制度があり、複雑化するので、すべての組織において共通する考え方とは言えませんが、学生の間の組織は「在籍期間が長い=先輩」の構図は成り立つのではないでしょうか。
しかし、この考え方は正しいのでしょうか。「先輩」という立場は、在籍期間にのみ左右されるものなのでしょうか。僕は「先に立てるかどうか」という力が、先輩という立場には求められており、必要なのではないかと思います。「先に立つ」というのは、大局的な視点を持つということです。先を見通す力、先見の明を持って物事に当たらなければなりません。それを欠けば、多くの人に迷惑をかけ、被害は大きなものとなります。つまり、「先輩」になるには責任を負う覚悟が必要なのです。
覚悟などというと、少し大げさかもしれません。しかし、そんな覚悟や想いが昔から連綿と続いてきたからこそ今の劇団笛があるのではないか、と最近思います。私たちは今まで守られていたのです。そこで、今度は僕たちがこの春公演の練習の中で、覚悟とまではいかずとも、意識を高めていき、組織の一端を担う存在になりたいと思います。
相も変わらず、長い日記となってしまいました…。まだまだ書きたいことはありますが、今回はこれで終わりたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
劇団笛1年 井上幸助
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