また逢う日まで・・・イタズラ完了

本日は、山口大学演劇サークル劇団笛平成26年度卒業公演「曲がれ！スプーン」にご来場頂きまして誠にありがとうございました。

宇宙で一番ポンコツな僕が宇宙で一番素晴らしい後輩、そして同期に支えられて初演出に挑戦しました。

卒公が始動したばかりの頃のことをよく覚えています。
夏公終わりの現役生の皆さんに卒公参加のお願いをしに行った時のことです。
卒公の参加者を募ったところ、その場にいたほとんどの現役生が手を挙げてくれました。
「3人ぐらいしか挙げてくれなかったらどうしよう...」と内心ドキドキしていたので、あれだけ多くの後輩たちが手を挙げてくれた時は本当に嬉しかったです。
「本番には行けないんですが練習には参加したいです」などと最高に嬉しいことを言ってくれた子もいました。
僕は挙手してくれた後輩たちひとりひとりの名前をメモ用紙に控えました。
そのメモは僕の宝物です。
今でも財布に入れて大事にとってあります。
卒公の練習中、辛いことや嫌なことがあったらそのメモを見て、沢山の後輩が手を挙げてくれた時の喜びを思い出して元気を貰おうと思っていました。
が、結局、そのメモに助けられることはありませんでした。
辛いことや嫌なことなんて何ひとつなかったですからね。
それでもあのメモを見ると卒公が始まったばかりの頃の初々しい気持ちに戻れるのでちょいちょい見返してましたがw
言ったらドン引きされると思って秘密にしてたことですけど、明日で終わりだからもういいんですw
そうか、本当に明日で終わりなんだな。。。
畜生！淋しいよ！！終わりたくねぇよ！！！

相方曰く僕はよく喋る割に本心は明かしたくないという面倒な性格らしいのですが、最後ぐらい思ってること言いますね。

僕にひとつ誇れることがあるとすればそれは劇団笛での活動を通じて多くの方々と巡り逢えたことです。
卒業された先輩方、同期の面々、かわいい後輩たち、そして笛を贔屓にしてくださるお客様方。。。
最初の方にも書いたように僕は本当にポンコツ人間ですが、多くの方々の支えによってここまでやって来ることが出来ました。
「水の戯れ」で引退したり「ひーはー」で復活したり色々ありましたが、本当にこれが最後の機会なのでOBの方々に謝罪の言葉を。
1、2年生の頃の僕は今よりもだいぶ尖っていたので随分失礼な態度をとってしまったことがあったと思います。
本当に申し訳ありませんでした。
これでも後悔しています。


最後にリュック・ベッソンが「フィフスエレメント」公開時にパンフレットに寄せた言葉をパクって締めにしたいと思います。
この舞台に深いメッセージ性はありません。
とにかく90分時間を忘れて楽しんで頂きたい。
それだけです。
明日は17時半開演です。
皆様のご来場、団員一同心よりお待ちしております。


おおとも