サンドイッチのジレンマ
こんばんは。久しぶりの笛にっき更新です。
もし新入生の皆さんが読んでいてくれるのなら、どうか過去の記事も読んでくださると光栄です。主に練習風景のことを書くブログですが、時折団員の心の底が垣間見れますよ。(良い風に言ってるけど私はほぼ自分語りしかしたことないような……)
さて、Twitterでは情報を更新し続けていた訳ですが、この度令和2年新入生歓迎公演は中止の運びとなりました。また、明日よりサークル活動の全面休止が言い渡されました。いつから活動出来るかは……未定…です。残念ながら、こればかりは駄々をこねても致し方なく。文句を垂れてウイルスが破壊できれば良いのですけどね笑
ですが、先が見えないというのは、どうも困ります。計画も、決断も、判断も、何もかもしかねるのです。いろいろな未来が予測できますからね。安易に「これ!!」と選択肢を絞れません。ですから、何パターンか選択肢を用意しておかなければなりません。もちろん、最悪の事態が起こることも想定していなければなりません。…日頃からこんな風にやっている気もしないでもないですが、もう少しふわっとしているような。とりあえず個人的にいくつかの想定をしておいて、何かが起こって、団員で話して、、というのがいつものスタイル。でも今回ばかりはたぶんそうはいかないんだなって思っています。夏で3回生は引退、新しい代へバトンタッチします。あくまで組織の運営的側面から言えば、「残り時間は刻一刻と迫っている」ということ。春の公演が打てず、もしもそれで新入生が入らなかったら??入ったとしても、少数だったら??
夏の活動も制限されてしまったら??
引継ぎはなんとかできたとしても、引き継ぐ側が少数であればあるほど、組織の未来は厳しくなってしまいます。演劇ができる場所、表現の場所、それさえなくなってしまうかも、とか。
考え得る最悪の事態。それは………。
でも、へこたれちゃいられないんです。だって時間は決まっているから。有限であり、戻らないものだから。与えられた環境で、いろんな選択肢を以て抗いもがいていきたい。そう思います。文句を言って変わらない状況だからこそ、現状を受け止め、闘っていきたいと思うのです。
「笛に入って良かった」という先輩の言葉を聞いて笛に入ってきた団員のためにも。「1年生の時に観た春公で入団を決めたんだ」という団員のためにも。「役者がしたい!!演劇がしたい!!」という団員のためにも。総じて、彼らが引退する時に、
「笛に入って本当に良かった。」と心から言って欲しいのです。これは組織の代表をする私のエゴであるけれど。……あっ、決して「言えよ(怒)」というパワハラ的なアレじゃないですから!!!!!
組織的な想いはこうだし、まあ、何より演劇やりたいじゃないですか。自由に。ただひたすら、舞台上でもがいていたいじゃないですか。みんなが、演劇というものを純粋に楽しみ、演劇というもので苦しむ、そんな幸せな未来になって欲しいから。表現者側の、一方的な願いです。最悪な事態の想定から、最高の未来を創り出したいな〜なんて、ちょっと自分に酔った風の文を記しておきますね。特に意味は無いです。明日私がこの文を見て頭を抱えて羞恥に晒されるだけ……。まあ、最悪の事態なんて想定で終わって欲しいですよ、ほんとに。というか、そんなことにはさせません。団員が居てくれたら百万馬力ですから!!(他力本願ではありません)
でも本当に異例の事態ですから、どの組織の人も、誰かと誰か、何かと何かに挟まれているのだと思います。板挟みで、苦しい思いをしながら1日1日を乗り切っている方もたくさんいらっしゃると思うんです。正しさと正しさの間に挟まれるから、きっと余計辛いんだろうと思います。正しさと悪に挟まれること、もしくはパンとパンに挟まれるサンドイッチの具が羨ましいとさえ思います。まあ、人によって正しさも悪の基準も違うかもしれないけれど。
でもどうせ挟まれるなら、人間と人間の複雑な思考より、板より、やっぱりフワフワのパンが1番良いような。あわよくばサンドイッチになりたい(なりたくは無い)サンドイッチ、サンドイッチ言ってたら食べたくなってきました、これぞセルフ飯テロ!!!!今読んでくださってる皆様にもおこぼれ飯テロ!!!!!サンドイッチ食べて、よく寝て、よく日光を浴びてください。もうなんか、自分何言ってんだって感じです、代表がこんな迷走したブログを書いて許されるのでしょうか。。。
笛にっきの私的利用も甚だしいので、この長文を一言にまとめます!
「笛はまだまだ頑張ります!!!!」
以上です!
皆様も、どうかご自愛ください。
いつか元気に、舞台でお会いできる日が来ることを、心から願っています。
SNS上では新入生勧誘活動及びサークル紹介を続けていきますので、よろしくお願いします。
最近は色んな人がオンラインで演劇を試みていて、私たちにも何かできないかなあ、と考え中。
率先してそのような活動を行っている方々には頭が上がりません。そんなやり方もあるんだな、と
やはり日々勉強です。
それでもやっぱり、舞台上で生身の演劇をし、照明を当て、音響を流す、あの空間が私は好き。ただの希望、ただのわがままだけれども。
3回生 藤井
0コメント